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2007/05/05

格差社会・何が問題なのか

Img015 フリーターやニートなど新しい貧困層の出現、非正規雇用をはじめとする低所得労働者の増加といった格差問題の本。

著者が統計に基づいて格差の詳細を検証している。非常にわかりやすく、格差の現状について述べている。

小泉改革の行きすぎた競争社会に異を唱え、弱者の救済を増やすべきだと主張する。

何事も加減が難しい。

救済を増やすと安住して働かなくなったり、不正に救済を受けたりする人が現在より増えてしまうかもしれない。

審査を厳しくすると本当に必要としている人を救えないかも知れず、非常に難しい問題だ。

フリーターやニートの人を直接支援で無く、働くということへ動機付けをしなければならない。

そうしなければ今以上の格差を生んでしまって階級の固定化の危険性が高くなる。

別の意見として、高学歴の家庭は「勉強して良い大学に行けば、成功者になれる(かもしれない)」から勉強する。

低学歴の家庭は「勉強して良い大学に行ったからって、成功者になるとは限らない」から勉強しない。

というようなことがスパイラルし始めているという。

どの程度までの格差を許容するかということを国民がしっかり話し合い、共通のコンセンサスを得ることが重要だと考える。

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